2019年10月25日 金曜日
訴訟リスクと応訴負担
訴訟リスクは
厳密には、
①敗訴した場合のリスク、
②敗訴するリスク、
③訴訟を遂行するための負担
に分けられる。
①敗訴した場合のリスクは、不利益な判決によって、経済的または事実上の損失を被る場合である。
②敗訴するリスクは、不利益な判決を被る恐れがあることにより、経済的または事実上の損失または萎縮効果がある場合である。
③訴訟遂行負担は、裁判を継続するための経済的または人的労力的・時間的・名声的負担である。
いずれも、事業・個人にとってはとてつもなく大きな経済的・心理的打撃となるため、
通常業務・取引においてはいずれのリスクも最大限回避するよう経営・行動することが基本的な思考である。