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2014年8月30日 土曜日

債権回収の極意~ポイント

売買代金や、損害賠償金、和解金、貸付金をいかに回収するかは取引における重大な問題。

債権回収の場面では、さまざまな事情を考慮する必要があり、

債権回収は一つの専門的な分野を形成していると言っても過言ではない。

一般的に当てはまる事項を列挙するが、

ケースによってはポイントがどこにあるのかをよくよく見極めることが回収成功への近道となる。

1 自発的支払いの可能性

2 時効成立の有無

3 強制執行可能性=債務者の資力

4 債務者の立場と担保の有無

5 債権の性質

6 回収コストと債権額の比較

7 債権の資料と証拠の有無

8 回収手段の選択

9 債務者の性格

10 その他の事情

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2014年8月17日 日曜日

訴状が届いたら

訴えられること自体は、誰でも可能性としてありうる事態だ。

会社であろうと、個人であろうと。

裁判を提起された場合、まず裁判所から送達といって特別の郵便が届く。

おおよそ、受け取り方は書留郵便と同じ。

これが届いた時点で、普通はびっくり、ショックのあまりストレスを感じる人が多いだろう。。。

これには訴状や証拠などが入っているから、これを一読し、

大雑把な反論と対応を考えておく。

すみやかに法律事務所に予約をして、あるいは顧問弁護士がいれば、顧問弁護士に連絡し、

対応を協議する。

反論=答弁書の提出期限と第1回の裁判期日は決められており、

けっして十分な時間があるとは言い難いので、

ここまでは速やかに行動しないといけない。

その後は弁護士と協議しつつ対応をしていけばよい。

なお、放置すれば相手の主張が自動的にすべて認められてしまい、取り返しのつかないことになるので、

必ず、対応しないといけない。

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